目的別推し本

ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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【金田一少年】電脳山荘殺人事件|感想・レビュー・評価【オススメ小説】漫画より ちょっと下品な ハジメちゃん

『電脳山荘殺人事件 作:天樹征丸 画:さとうふみや』

 

 マガジンでおなじみ、「金田一少年の事件簿」。

 原作者の天樹征丸さんが書いた、小説版のご紹介です。

 金田一少年の事件簿小説版は、現在までで全8シリーズ出ています。

 中でもこの電脳山荘殺人事件の評価は飛びぬけています

 そして、小説版だからでしょうか。このハジメちゃん、漫画よりちょっとエッチで下品なんです。

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以下、裏表紙から引用

 

パソコン通信で知り合った互いの本名も素性も知らぬ七人の男女。人里離れた山荘で、彼らが初めて顔を合わせた夜、恐るべき殺意の罠が始動した。皆殺しを目論む犯人の意外な動機とは? 名探偵・金田一一が看破した映像化不能の殺人トリックとは? 大人気コミックの原作者が放つ完全オリジナル推理小説!

 

 個人的には、動機はそんなに意外ではなかったです。

 また、過去にアニメで映像化されています……。

 裏表紙の売り文句ってちょっと大げさなことが多いですよね。

 

 

クローズドサークル

 

 吹雪の中の山荘という、ザ・クローズドサークルものです。

 内外で人の往来ができないという設定のため、「ああそうさ、犯人はこの中にいる!」。

 引用した裏表紙にもありますが、ハジメと美雪を除く七人は、お互いの本名を知りません。

 なので、ハンドルネームで呼び合うことになります。

 「僧正」「ぱとりしあ」「スペンサー」「乱歩」「アガサ」「ワトソン」「シド」。

 どれもミステリマニアならにやりとしてしまう名前ばかりですよね。

 でも「シド」はどこから取ってきたのか、いまいちピンときていない私はまだまだです。(FFじゃないよね?)

 僧正:一流商社マン

 ぱとりしあ:漫画家

 スペンサー:慶応大学の学生

 乱歩:早稲田大学の学生

 アガサ:名門女子高の生徒

 ワトソン:医師

 シド:パンクバンドを組んでいるフリーター

 それぞれは自らの素性を上のように話していますが、本当のところは誰も知りませんし、また誰も聞こうともしない。

 これがこの事件の謎をより深くする要因になっていきます。

 

 

犯人の名前は琢磨

 

 本当です。

 ただ前述のとおり、ハンドルネームしか基本的には明かされないので、下手人の本名がわかったところで、ネタバレにはならない作りになっています。

 見どころは、第一の殺人時でのアリバイトリック

 読みながら、何かがおかしいとは思いながらも、そのもやもやの正体をつかむことは難しいことでしょう。

 クライマックス、ハジメによって明かされたそのトリックには、目を見張りました。

 久々に、単純な気持ちで驚くことのできたミステリ小説に出会えた気分です。

 真犯人、「トロイの木馬」はいったい誰なのか。

 皆さんの目で、確かめてみてくださいね。

 

 

読むにあたって

 

 20年前に刊行された本なので、表現が古い部分があります。

 今日び「パソコン通信」って聞くことないですよね。

 「パソコン通信」は、「インターネット」と置き換えて読んでください。と、作者あとがきにも書いてありました。

 他にも何点か、時代の違いを感じさせる部分があります。

 あぁ今とは違ったんだなぁと、なつかしむ気持ちで読んでもらえれば良いのではないでしょうか。

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まとめ

 

 金田一少年の事件簿小説版。他にも面白いものがあるので、また紹介できればと思っています。

 漫画版は小さいころ狂ったように読みふけっていました。

 コナン君より金田一派です。

 金田一の方が動機がしっかりしているような気がします。

 とにかく、注目すべきはそのアリバイトリック。

 あなたのお祖父さんの名前にかけて、この謎を解いてみてください。

 ハジメちゃんのお祖父さんの活躍もぜひ。

oshibon.hatenablog.com

 

 

最後に

 

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

 

目的別おすすめ度

ミステリ:★★★★☆ 4

泣ける本:★☆☆☆☆  1

 

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