目的別推し本

ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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【オススメ小説】春、戻る|感想・評価・レビュー―年下のおにいさん!? は頼りがいがある

春、戻る 瀬尾まいこ

 

 春です

 読書に良い季節ですね。

 春なので、春っぽい作品を何作か読みまして、これもその一冊。

 夏でも秋でも冬でもない、春の話っぽく、柔らかい物語になっています。

 著者の瀬尾まいこさんは元中学校教師。

 とてもわかりやすく、優しい文章は、そういった経験からきているのでしょうか。

 うららかな日に、ひらけた芝生の上で、昼寝のお供に持って行ってほしい

 今回は、そんな小説のご紹介です。

 

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以下、amazon商品説明より一部引用

 

結婚を控えたある日、私の前に兄と名乗る青年が現れた。明らかに年下の「お兄さん」は、私の結婚にあれこれ口出しをし始めて…。

 

内容が気になる、うまい説明文ですね。

 

 

あらすじを、ちょろっと紹介

 

 この物語の主人公、「さくら」は36歳の女性。

 数ヶ月後に結婚するということで、勤めていた会社をやめ、嫁ぎ先の和菓子屋で、週二回手伝いをしている。

 花嫁修業にと思い通った料理教室が終わったとき、自分の「兄」だと名乗る青年が現れる

 そう、青年。

 彼はさくらの兄というにはあまりに若かった

 それに、さくらには妹しかおらず、男兄弟などいない。

 この「おにいさん」はいったい誰なのか。

 なぜ私のことを知っているのか。

 全てを思い出した時、さくらが鍵を閉めとじこめていた、大切な思い出と言葉が鮮やかに蘇る。

 

 

「春」に読みたい作品

 

 この小説の中で、露骨な桜の描写や、春っぽいことをするシーンはありません

 ですが、この作品の舞台は春でなければならないのです。

 季節にはそれぞれが持つイメージがありますよね。

 夏は、情熱的。

 秋は、寂しい。

 冬は、厳しい。

 かなりざっくりですが、こんなところでしょう。

 さて、「春」はどうですか?

 夏ほどではないにしろ、なんだか、「暖かい」イメージがありませんか?

 そのイメージが、この物語とピッタリなのです。

 劇的な事件がおこるわけでもなく。

 なんだかもの悲しくなるわけでもなく。

 心が凍えるような体験をするわけでもない。

 物語としては、淡々と進んでいくのですが、常にどこか暖かみを感じられる

 そんな物語になっています。

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 さくらの家族も、婚約者も、婚約者の家族も。

 謎の「おにいさん」も、そしてこの物語そのものが、春という季節をそのまま表現しているようです。

 毎年春が来るたび、思い出したように繰り返し読みたくなる。

 読み終わった後、表紙を閉じて1つため息をつき、一言ぼそりと、

 「春……、戻る」なんて言いたくなっちゃう。

 そんな、ささやかで、やわらかい小説です。

 

 

まとめ

 

 今が春なので、みなさんに読んでいただきたいです

 きっと、春をより感じさせてくれる作品になりますよ。

 天気の良い日、どこか開けた場所で、芝生の上での読書になんていかがでしょう。

 泣けるというよりも、じんわり心に暖かさが広がります。

 ほっこり泣きたい小説をお探しの方、ぜひお手にとって見てくださいね。

 

春、戻る 集英社 瀬尾まいこ

amazon 楽天ブックス

 

最後に

 

 最後まで読んでくださりありがとうございます。

 今日のオススメ作品、いかがでしたか?

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

目的別おすすめ度

泣きたい時:★★★★☆ 4 

笑いたい時:★★☆☆☆ 2

 

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