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ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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【おすすめ小説】葉桜の季節に君を想うということ|感想・レビュー・評価―徹夜必至!! 数多の展開があなたをことごとくうならせる

葉桜の季節に君を想うということ 歌野晶午

 

 みなさんこんにちは。

 今日は詩的なタイトルの小説「葉桜の季節に君を想うということ」をご紹介します。

 葉桜の季節。

 ちょうど今の季節にピッタリだと思い、この本を手に取りました。

 ジャンルはミステリとハードボイルド

 過去に紹介してきた作品と同じように、ミステリ界ではかなり有名な作品です。

 2003年に発行されると、2004年のミステリー賞を総なめ

 文句なしの傑作と言われています。

 あの、SMAPの中居さんもこの本を絶賛していたようです。

 私自身、数々の展開にこれほど引き込まれて、うならされた作品は本当に久々です。

 もちろんミステリなので、意外な展開に驚きます。

 しかしそれだけではなく、深いテーマがこの作品にはあります。

 果たして、タイトルに込められた本当の意味とは!?

 

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以下、裏表紙より一部引用

 

「なんでもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして――。

 

主人公の名前は成瀬将虎。

ちょっと古風でかっこいい名前ですね。

 

 

構成が巧妙

 

 この小説の特徴の一つは、構成でしょう。

 一言でいえば、「すごい」です。

 普通の小説の流れは、「起」→「承」→「転」→「結」という構成になっています。

 しかしこの本の構成、普通とは一線も二線も画しています。

 「起」→「承」「承」「承」「転」「転」「転」→「結」。

 「承」そして「転」に気合が入りまくっているのです。

 そのおかげで、物語内の事態は一転また一転と、息をつく暇もなくページをめくってしまいます。

 読み始める時間によっては徹夜も覚悟してくださいね。

 

 

全ては「結」のために

 

 この本、タイトルこそ、「葉桜の季節に君を想うということ」なんて詩的です。

 でも、冒頭一行目から、セックスのシーンで始まります。

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 射精した後は動きたくない。

 

 これですよ。

 私は本を開けた途端びっくりしました。

 それもそのはず、主人公の将虎はバイタリティに溢れる男で、ガードマンやパソコン教室の講師を兼任しています。

 女性も大好き。

 詩的というよりは、ハードボイルドな探偵モノに近い文体です。

 この小説のすごいところは、その全ての設定に無駄がないところ。

 全ては、ミステリらしく、9回裏のたたみかけるような攻撃のためなのです。

 

 

まとめ

 

 本格ミステリ好きな方にとっては、意外にも評価がわかれるかもしれません。

 謎解きというよりはハードボイルド色が強いです。

 それでも、この作品は読んでおかなければいけない本の1つでしょう。

 ジャンルなんか気にしないから、とにかく面白い小説を探している方に、ピッタリです。

 むちゃくちゃ面白いです

 それだけは保証します。

 あなたが友人や家族に自信を持っておすすめできる、新たな1冊となるでしょう。

 

葉桜の季節に君を想うということ 文春文庫 歌野晶午

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最後に

 

 最後まで読んでくださりありがとうございます。

 今日のオススメ本、いかがでしたか?

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

目的別おすすめ本度

ミステリ:★★★★★ 5

 

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