目的別推し本

ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

SPONSORED LINK

犬はどこだ:米澤穂信|感想・評価・レビュー【おすすめミステリ】―残り20ページであなたは戦慄する

『犬はどこだ:米澤穂信』は、おすすめのミステリ

 

 突然ですが、私は米澤穂信さんの本が大好きです。

 彼の書いた、大抵の本は読んでいます。

 「氷菓」シリーズに見られる青春ミステリ物も、この「犬はどこだ」や、「満願」などの重厚なミステリも。

 彼が書く本は、どちらの作風であっても、質の高い物語を提供してくれるのです。

 今回は、そんな米澤さんの作品の中から、意外とあまり知られていない(?)この本をチョイスしました。

 

f:id:macchahiko:20160530155832j:plain

 

以下、裏表紙より引用

 

開業にあたり調査事務所<紺屋S&R>が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬探しをするのだ。――それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人探しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして……いったいこの事件の全体像とは? 犬探し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

 

 少し物語の概要が伝わりにくい文章ですね。

 それでも、限られた文字数の中でよく説明していると思います。

 新世代ミステリの旗手とは、言い得て妙で、諸手で賛成します。

 

 

あらすじ

 

 裏表紙だけでは少し伝わりにくいかと思いましたので、簡単なあらすじをここに。

 

 東京から、田舎の街へと帰ってきた主人公の紺屋は、犬探し専門の調査会社を立ち上げた……つもりでした。

 しかし、立ち上げ初日から舞い込んでくる依頼は、「人探し」と「古文書」の解読。

 少し事情もあって断るわけにもいかず、自分は人探しを、古文書は部下のハンペーが調査をしていきます。

 この2人、お互いはお互いの進捗状況をよく分かっていません。

 最初にこの2つの依頼につながりがあると気付くのは、私たち、読者です。

 なかなか気付かない二人にやきもきしながら、少しずつ進展を見せる2つの依頼。

 そして主人公の紺屋がその繋がりに気付いた時、物語はその表情を、がらりと変えます。

 

 

怒涛のクライマックス

 

 この小説、表題にも書きましたが、ラスト20ページで、展開がぐるりと変わります

 なにがどう変わるのか、皆さんにぜひ体験してほしいのでネタバレはしません。

 やっぱりミステリはこうでなくちゃという仕掛けもいっぱいで、新事実が1つずつ明らかになっていくのも気持ちいい。

f:id:macchahiko:20160423120113j:plain

 読み終わった後、こうして今日もブログを更新しているのですが、どこかうすら寒さを感じながら書いています。

 怖い。

 インターネットって怖い。

 

 

読むにあたって

 

 読む前にあとがきは読まないでください。

 ネタバレしてしまう可能性があります。

 読んだあとぞくっとすること間違いなし。

 怖がりの方は休日の昼間に読むことをおすすめします。

 

 

最後に

 

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

 

目的別推しBON度

ミステリ:★★★★☆ 4

 

関連記事

米澤穂信さん作品おすすめ3冊

春期限定いちごタルト事件

www.oshibon.net

 

さよなら妖精

www.oshibon.net

 

折れた竜骨

www.oshibon.net

 

他のおすすめミステリ記事はこちらから

www.oshibon.net

 

次回の記事を読む

【おすすめ啓発本】20代にしておきたい17のこと|感想・評価・レビュー―20代前半のあなたに激オススメする本 - 目的別推し本

前回の記事を読む

【おすすめ本】16冊ピックアップ2016年4月版|感想・評価・レビュー - 目的別推し本

 

広告を非表示にする