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目的別推し本

ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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ライオンハート:恩田陸|感想・評価・レビュー【おすすめ恋愛小説】

ライオンハート恩田陸』時空を超え惹かれあう2人。幸せ、だけど切ない小説!!

 

 今回ご紹介するのは、恩田陸さんの「ライオンハート」です。

 巧みな風景描写と、その風景にピタリと合う感情表現に定評がある作家さんですね。

 ミステリやファンタジーと、様々なジャンルで活躍している恩田さんですが、

このライオンハートは恋愛小説SFファンタジーとでも言いましょうか。

 時間、空間を越えながら惹かれあう、だけど結ばれない、男女の物語をご紹介します。

 

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以下、裏表紙より一部引用

 

いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ……。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って――。

 

 

あらすじ

 

 1978年、ロンドン。

 ロンドン大学法学部名誉教授のエドワード・ネイサンと連絡がとれなくなった。

 同僚は不審に思い、彼の自宅を訪ねる。

 彼の自室には、書きかけの手紙、飲みかけの紅茶、そして白いレースのハンカチーフが落ちていた。

 ハンカチーフには、優雅な飾り文字で、縫い取りが入っている。

 from E. to E. with love

 

 1932年、ロンドン郊外。

 男は荒みきった心で、人ごみの中を歩いていた。

 生家は没落し、借金だけが残され、恋人には裏切られた。

 絶望の淵に立ち、彼は1つの決意を胸に秘めている。

 なぜこの場所に来てしまったのかはわからないが、決意は固い。

 ふと、誰かに呼ばれた気がして後ろを振り向いた。

 見覚えのない、1人の美しい小さな少女がこちらを見て、嬉しそうに彼の名を叫ぶ。

 「エドワード!」 と。

 

 

感想

 

 溢れんばかりの愛しさと、切なさに満たされた物語です。

 世代交代を繰り返しながら、お互いの夢を見続け、惹かれ続ける1組の男女。

 愛おしいと思いつつも、様々な障害により、なかなか会う事ができません。

 だからこそ、会えた時の喜びも大きいのです。

 が、やっと会えたと思えば、すぐに別れの時間になってしまう。

 心を切り裂かれるような切なさが彼らを襲いますが、哀しいながらもどこか彼らは幸せそうです。

 

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 遠距離恋愛をしていると、お互いに触れあえる時間がなかなかとれませんね。

 最近は、スマホなどで顔を見ながら会話をすることができますが、

それでも、実際にそこにいるのといないのとでは、大きな違いがあります。

 この作品、「ライオンハート」に出てくる男女は、スマホも無い時代に、

時間と空間で隔たれた遠距離恋愛をしています。

 会えたときは、「このために生きてきたんだ」と思えるほど嬉しそうです。

 みなさんは恋愛でなくとも、「このために生きてきた」と言える経験をしたことがありますか?

 そんな経験はない!! けど憧れちゃう……!! という方は、

物語の中だけでも、疑似体験をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

 

 愛と、それに付随する切なさを、ずしんと感じさせてくれる物語です。

 SF、ファンタジー要素もありますので、少し変わった恋愛小説を読みたい方におすすめします。

 また、恩田陸さんの小説は、読みやすいので読書初心者の方にもおすすめです。

 文章のリズムであったり、改行の仕方であったり。

 あまり活字になれていない方でも、楽しむことができますよ。

 

 

最後に

 

 最後まで読んでくださりありがとうございます。

 今日のオススメ本、いかがでしたか?

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

目的別おすすめ度

泣ける本:★★★☆☆ 3

キュンとする本:★★★☆☆ 3 

 

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