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ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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折れた竜骨|感想・評価・レビュー【オススメ小説】ファンタジーとミステリを同時に楽しめる!?

『折れた竜骨:米澤穂信』見事!! ファンタジーとミステリの融合

 

 魔法あり、呪いありのファンタジー。

 それは私たちが夢見る空想の世界です。

 一方、しっかりとした論理による事件の解決を目指すミステリ。

 そこには、原則として空想を交えてはいけません。

 しかし、その2つのジャンルを同時に楽しむことができる

 そんな小説が、この「折れた竜骨」なのです。

 中世ヨーロッパを舞台としたファンタジーでありながら、殺人事件の犯人を探すミステリでもある。

 ファンタジーなので魔法や呪いが出てくる一方、論理的に容疑者を絞る。

 今までに読んだことのないジャンルの物語です。

 

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以下、見開きより一部引用

 

自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、<走狗>候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年――そして、蘇った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?

 

 暗殺騎士、デーン人など、なんとも中二心をくすぐる単語がたくさん出てきます。

 上記のように、魔術や呪いがある中で、どう論理だてて推理をしていくのか。

 そこがこの本の見どころです。

 

 

魔術・呪いにも制約がある

 

 本編では、もちろん魔術や呪いが出てきます。

 しかし、ミステリでもある以上、なんでも有りの世界になってしまっては話が破綻してしまう。

 なので、この本に出てくる魔術に関しては、それぞれに制約や条件があります。

 例えば、物語の大きなポイントとなる、人を操る呪い。

 これを使うには、操る対象の新鮮な血液が必要です。

 こういった条件が、1つ1つ丁寧に設定されていて、ミステリとしても凄く良く出来た作品になっています。

 ファンタジー要素が加わっている分、一味違った楽しみ方ができるのです。

 

 

バトルシーンが熱い!!

 

 ハリーポッター、ロードオブザリングなど、ファンタジーには熱いバトルシーンが欠かせません。

 この「折れた竜骨」。

 そのバトルシーンが熱い!!

 重要人物全員が活躍するこの戦争のシーン。

 最後の謎解きシーンより、胸が躍らされます。

 序盤は未知数だった、戦士たちの戦闘力に圧倒されること間違いなしです。

 

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まとめ

 

 ファンタジーが好きな方、ミステリが好きな方、どちらも好きな方に超オススメです。

 私も最初は疑ってかかっていました。

 ファンタジーとミステリ? 無理じゃね? と。

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 (無理じゃね? の図)

 序盤からあっさり裏切られました。

 最初から最後まで、ページを捲る手が止まらない

 非常に高いクオリティの小説です。

 また、小さいころお姫様に憧れていた方にも、おすすめです。

 あなたの騎士は、この物語の中にいる!

 

 

 

最後に

 

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

 

目的別おすすめ度

ミステリ:★★★★☆ 4

 キュンとしたい時:★★☆☆☆ 2

 

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