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目的別推し本

ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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【オススメ小説】プリズンホテル|感想・評価・レビュー―もし任侠団体専用ホテルに迷い込んでしまったら

泣ける本 笑える本 小説

『プリズンホテル』極道専用ホテルで巻き起こる、コミカルな人情話

 

 今回はコメディ風味の、笑える小説のご紹介です。

 この「プリズンホテル」、作者は有名な浅田次郎さん。

 代表作はみなさんご存知、「鉄道員(ぽっぽや)」ほか多数の大作家さんです。

 日本や中国の歴史小説、現代の仕事小説、さらに悪漢小説。

 様々なジャンルの作品を書いている浅田さんですが、その作品にはある共通点があります。

 「人情」です。

 ということで今日は、人情味のあふれる浅田さんの、コメディ小説をオススメします。

 

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以下、裏表紙より一部引用

 

極道小説で売れっ子になった作家・木戸孝之介は驚いた。たった一人の身内で、ヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートホテルのオーナーになったというのだ。招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ――。

 

 

難しいことを考えず、クスッと笑える小説

 

 任侠団体専用ホテルということで、出てくる人は大抵暴力的です。

 しかし描かれる暴力にじめじめした感情はありません。

 あくまでもカラっとした、昔の体育会系の雰囲気での話です。

 序盤でちょっと嫌になったとしても、しばらく読み進めてください。

 すぐに気にならなくなりますよ。

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 主人公の木戸孝之助は売れっ子作家。

 極道小説を書いています。

 取材旅行のため、また、卑小な欲望のために叔父の経営するホテルへと赴きます。

 彼は大親分の身内ですから、まだマシです。

 しかし、このホテルには、他にも何名か一般人が迷い込んで来るんです。

 優秀だけど会社に嫌われているホテルマン、腕が良い若手シェフ。

 会社役員を定年で退職した夫とその妻、一家心中を企むファミリーなどなど。

 顔ぶれだけでも読者に退屈を感じさせません。

 登場人物たちがホテルで巻き起こす二泊三日のドタバタコメディ。

 味わってみませんか?

 

 

三谷幸喜さん監督の映画を見るような小説

 

 三谷幸喜さんがメガホンをとった映画を見たことはありますか?

 私個人としては、「ザ・マジックアワー」が今のところ最高です。

 佐藤幸一さん演じる売れない役者が、ひょんなことから殺し屋の役をすることになる。

 この映画での佐藤さんの演技が素晴らしい。

 ヤクザの親分の前で、ナイフを舐めるシーンなんて何度見ても笑ってしまいます。

 そんな三谷作品に、どこか雰囲気が似ているのが、「プリズンホテル」です。

 どこかうさんくさい、全くジャンルの違う人々が集い、勘違いやカルチャーギャップで笑わせてくれる。

 じめっとした暗さなどなく、快晴の午後のように乾いて明るいコメディが、この小説にもあるのです。

 

 

まとめ

 

 何も考えずに、とにかく心を軽くして読めるモノをお探しの方。

 この本をおすすめします。

 何か物語を読みたいけど、心をグラグラと揺さぶられるのが億劫なときってありますよね。

 そんな時にこそピッタリな小説です。

 全4巻出ていて、シリーズ1作目から、夏、秋、冬、春と、季節をサブタイトルに掲げています。

 本棚に常備しておいて、なんだか沈んだ気分のときに、一冊ずつ読んでみてはいかがでしょうか。

 気分を変えてくれる一助になってくれるはずですよ。

 

プリズンホテル 集英社文庫 浅田次郎

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最後に

 

 最後まで読んでくださりありがとうございます。

 今日のオススメ本、いかがでしたか?

 こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。

 読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

目的別おすすめ度

泣ける本★★☆☆☆ 2 

笑える本:★★★★☆ 4

 

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