目的別推し本

ほっこりしたいとき、キュンとしたいとき、ドキドキしたいとき。皆さんはどんな時に本を読みますか?目的別に推し本(オススメの本)を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。

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思考の整理学:外山滋比古|感想・レビュー・評価【おすすめ啓発本】|もっとクリエイティブになりたいあなたへ

『思考の整理学:外山滋比古』アイデアをコントロールしよう

 

 人間の思考は実に複雑です。

 Aについて考えていたと思えば、次の瞬間にはBを考えている。

 現代人にいたっては、日々の仕事や勉強、プライベートでも忙殺されています。

 私たちの思考は、24時間常に軽い混乱状態にあるといっても過言ではありません。

 そんな状態で、0(ゼロ)から何かを生み出すクリエイティブな活動なんてできませんよね?

 この本は、混乱に陥っている私たちの思考を、どう整理すれば良いのか。

 アドバイスをくれる本です。

 

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以下裏表紙より引用

 

アイディアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?

 自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。

 考えることの楽しさを満喫させてくれる本。

 

 

 ではここで、少しだけ内容のご紹介を。

 

 

倉庫型思考から工場型思考へ

 

 まだパソコンなどのコンピュータがなかった時代。

 人間に求められた能力は、「どれだけ多くのことを覚えられるか」、でした。

 現在の教育現場でも、行われているテスト。これは教わったことをどれだけ覚えているかを測るものです。

 しかし、半永久的に、そして半無限的に、多くのことを記録・整理できるコンピュータが生まれた今。

 人間に求められる役割も変わってきましたね。

 今の人間に求められるのは、倉庫的役割ではなく、工場的役割なのだと外山さんはこの本の中で訴えます。

 どれほどの知識を覚えていられるかではなく、どうやって新しい知識を生み出すか、ということですね。

 では実際、工場的思考人間になるために、どう頭を整理するのか。

 それが本著の大きなテーマとなっています。

 では実際に、整理をするとどんなことが起こるのでしょう。

 

整理すると、ひらめく

 

 散歩中。用を足している時。朝起きた途端。

 「ひらめいた!!」と思うことってありませんか?

 そしてその天啓は、ふと他のことを考えている瞬間に露と消えてしまう。

 誰しも一度はそんな体験をしたことがある、と私は考えます。

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 ひらめきをコントロールするのはとても難しい。

 このひらめきを、少しでも自分の意図通り起こさせるために、私たちは、思考を整理する必要があるのです。

 そうした「ひらめく」感覚を、どう起こすか

 どうしたら、もっとひらめけるのかを、外山さん(著者)の経験から述べています。

 

 

待つことも、捨てることも大切

 

 お湯を沸かそうと、鍋に水を入れ火にかけます。

 まだかな、まだかな、とじっと鍋の水を見つめていても、なかなか煮えてくれない。

 不思議なもので、鍋に火にかけたまま、他のことをチョコチョコとやっていると、あっという間にお湯ができてしまう。  

 外山さんは、ひらめきにも、同じことが言えると経験から仰っています。

 上司やお客さんに、企画書を提出しなければいけない。

 しかし、いくら考えてもピンとくるアイディアが浮かばない。

 その週末、一旦仕事を忘れて近所を散歩している時に、突然アイディアが!

 この、「一旦忘れて」の部分が大切なのだと教えてくれます。

 

 内容の紹介はここまでにしておきます。

 ほんのさわり部分しか書いていないので、続きは皆さん、読んでいただければ幸いです。

 

 

東大生、京大生に選ばれ続けている本

 

 本屋で平積みにされていることも多いので、皆さんも見たことがあるのではないでしょうか。

 この本の帯には、「東大・京大で1番読まれた本」という売り文句が書いてあります。

 

 実際はワン〇ースの方が読まれているかもしれませんが、そんなことはどうだっていいのです。

 日本トップの偏差値を持つ方々にたくさん読まれているというこの事実。

 頭のいい人ほど、日々を過ごしながら入ってくる情報の量が多いのでしょう。

 この本を使って、情報の整理をしているのでしょうか……なんだかかっこいい。

 

 

ちなみに 

 

 初版の発行から30年近くたった今でも、大き目の本屋に行けば大体平積みにされているほどのベストセラーですね。

 2016年1月15日付で、第106刷もされているという。すさまじい発行部数を誇る一冊です。

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 どんだけ売れるんじゃい!

 

読むにあたっての注意点

 

 なにせ初版は30年前ですので、取り上げられている例が今現在の状況とそぐわない点があります。

 それでも色褪せず、現在進行形で数多の人に読まれている本です。

 ハウツー本として使うというよりも、この本をヒントに、ぜひあなたの思考整理方法を見つけてください。

 そういった読み方をしたときに、この本はあなたにとって、かけがえのない一冊となるでしょう。

 

 また、文章は少し堅めです。

 小説のように読みやすくはないので、苦手な方は、下記の読み方をお勧めします。

  1. まず、流し読む。
  2. 気になったテーマをじっくり読みこんでいく。
  3. もう一度、最初から読む。 

 

 なにはともあれ、流し読んでみましょう。

 この本の要点がわかるはずです。

 その後、気になったテーマを読み込んでいく。これによって、外山思考学への理解度が高まるはずです。

 そこまで来たら、あとは最初からじっくり読んでいっても、ストレスを感じることは少ないでしょう。

 とは言え、何度も読むのは面倒だという、まるで私のようなあなた。

 1の、流し読みだけでも結構です。

 それだけでも価値のある内容です。また、もっと理解したいときに、じっくり読んでいけばいいだけです。

 よし!理解したぞ!に到達するのに、10年、20年くらいかかってもいいじゃないですか。

 まずは手に取り、読んでみてください。

 

 

最後に

 

 読んだ感想などお聞かせいただければ、とてもうれしいです。

 ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。

 

 

自分を高めたい時に読む本:★★★☆☆ 3

 

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